大英博物館共催の国際学会で研究発表:サウジ伝統衣装について

9月18日、大英博物館、英子アカデミー、王立地理学学会、王立人類学学会、SOAS大学共催の国際会議学会「RAI2020」にて、調査研究報告をしました。

片倉もとこ記念沙漠文化財団・代表理事で秋田大学教授の縄田浩志先生、大東文化大学の原隆一先生率いる9人のチームでの、半世紀にわたる北アフリカ・中東地域の調査報告の中で、私は、2015年から4回にわたって行ったサウジアラビア、ワーディ・ファーティマでの研究調査「伝統衣装の多様性と変容」について発表報告を行いました。

半世紀前に文化人類学者、片倉もとこ教授が残した学術的調査報告と文献、数万枚にもおよぶ写真をもとに後追い調査をしたのですが、村の方々は家族ぐるみで付き合っていた片倉のことをよく覚えていて、とても良い調査ができました。時系列的、重層的な調査をこれからも続けていきたいと思います。