「サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年」~「みられる私」より「みる私」~

大阪の国立民族学博物館では、6月6日から9月10日まで、           企画展「サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年」         ~「みられる私」より「みる私」~

を開催します。片倉もとこがかつて50年前に撮影した貴重な写真と共に、その後同じ場所で同じ調査を、片倉もとこ記念沙漠文化財団が行い、50年間の変遷について発表・展示するものです。

サウジアラビアでは、真っ黒いアバーヤというマントのような衣装を女性は誰もが身に着けている・・と思っている方も多いと思いますが、実は50年前には、遊牧の民と都市に住む人々の差によって、あるいは村や部族によって、カラフルで多様な衣装がありました。その独特で深みのある文化を、お楽しみください。